ExcelVBAを学ぶための道しるべ
このサイトでExcelVBAを学ぶための順序について解説します。
最初は初心者向けに基礎的な内容をアップしてきましたが、数が増えてきましたので整理したいと思います。
ExcelVBAは「マクロ」と呼ばれることもあります。マクロとはアプリケーションに付属したプログラミング言語を指していて比較的学びやすく、結果を出しやすい仕様となっています。
ささっと学んで、とにかく自分の業務改善に活かしたいという方もいらっしゃると思いますが、VBAはそもそもそういう用途のプログラミング言語だと思います。
このサイトで一緒にExcelVBAのプログラミングを楽しみましょう!
ExcelVBAの開発環境を整える
一番最初はVBAプログラムを行うための環境づくりをしましょう。
VBE(Visual Basic Editor)を開いたとたん「自分にはハードルが高いのでは、、、」と諦めてしまう人もいますが、心配いりません。
全部理解する必要はなく、最初は決まった部分しか使わないのです。
まずは手順通りに進めてプログラミングを実感しましょう。以下のページに詳細があります。
基礎部分を学ぶ
プログラム言語はVBA以外にもたくさんありますが、実はどの言語にも共通している部分があります。それは、以下の3つです。
- 変数
- 繰返し処理
- 分岐処理
その他にVBAの部品をパッケージングした「オブジェクト」があります。
これらを順番に学んで行きましょう。
いくつか種類がありますが、よく使うものは限られており、全部覚えなくでも色々なプログラムが書けるようになります。
まずは基礎を身に付けてプログラムを書いて成功体験を積みましょう。
ここまでの内容を大体1週間程度で学びましょう。「そんなの無理!」と思う方もいらっしゃると思いますが、別に完全に理解しなくてもいいのです。
「やっていくうちにわかってくる」というスタンスでOKです。「何だっけ?」となったら戻ってきて調べれば良いのです。
大事なのは、自分で思った事を文章にするように、プログラミングで自分の思ったことが書けるようになるという事です。
次のステップ
基礎部分を学んだら、自分でプログラムを考えて書いていきましょう。
最初に知っておくと便利な事を以下のページにまとめました。目を通しておくと、役に立つと思います。
特にデバッグは、ミスに気づいたり治したりするのに必須の技術です。
難しくないので是非挑戦してみてください。
中級・上級レベルの内容
配列やクラスを扱うのは、VBAでは中級・上級レベルとされる事が多いようです。
以下に、配列やクラスなどの関連ページを示します。
このような中級、上級レベルの技術がないとプログラマーとして失格と思っている方もいらっしゃるかもしれませんが、全然そんなことはありません。
これらの技術は、冗長となるような事や複雑なものをスッキリと書きたいような場合に役に立つものが多いのです。これらを使ったから早くなるとは限らないのですが、大きなプログラムになると、プログラマーに取ってわかりやすいかというのは大事な要素となります。
バグを作らないとか、変更しやすいという大きなメリットがあるからです。
初心者はどんどんプログラムを書くべき!
初心者であれば、これらの技術に手を出すよりは小さなプログラムを書いて成功体験を積んで行くことをお勧めします。
ある程度、経験を積んだらできれば先輩が書いた大きなプログラムを読んでみると勉強になります。
現行でミスなく動いているプログラムであれば、それは正しいわけですから勉強には打って付けです。
(実はこの方法で筆者も格段に能力がアップしました。)
中級、上級レベルになりますと「終わり」というのが無くなります。
オブジェクトは物凄く数があり、これらを全て使いこなせる人は皆無でしょう。
ただ、慣れてくると流儀というものが変わってくるので、新しい事への挑戦も怖くなくなります。
プログラミングは創作活動でもあります。
自分でアイデアを考え、それを作り上げた時の達成感は最高です!
皆さんも是非、トライしてその達成感を味わってみてください。