時刻の入力を4桁の数値入力にするアイデア

ラボ

時刻の入力を4桁の数値入力にするアイデア

勤務表などで時刻を入力するとき、:の入力が面倒になることがあります。
時刻を手入力する事が多いケースでは、できればもっと短い工程で済ませたいところです。
今回はこれを数値4桁の入力で出来るようにする方法です。

具体的には以下のような入力になります。

0 → 0:00
300 → 3:00
120 → 1:20
1400 → 14:00
1530 → 15:30
2500 → 25:00

これは、セルの書式設定でユーザー定義に 0″:”00 と設定すればOKです。

ただ、時刻とは認識されておらず、ただの数値ですので時間数の計算には工夫が必要になります

時間の計算方法

時間(hour)の求め方は、100で割った整数部分が時間数になります。

=INT(セル/100)

分(minutes)の求め方は、100で割った余りを60で割ったものになります。

=MOD(セル,100)/60

具体的な使用例は以下のようになります。

最後の勤務時間の計算は、「退勤時間 – 出勤時間」の計算を時間でそれぞれ計算してから足しています。

 この方法では、4桁の数値で時刻入力する事をユーザーが把握していることが必要になります。
そのため、社内のみ、個人のみで使うようにローカルルールを承知している場合に限られるでしょう。ただ、時刻入力はかなり時短できると思います。

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