時刻を時間数に変換

中級VBA

時刻を時間数に変換する

 時刻をそのまま時間数として捉えたい場合があります。
例えば、12:30 を 12.5h などと表現したときです。

 時刻のシリアル値は、 0~24時(1日) を「0~1」の値として表したものになります。
ですから、時刻に、24を乗じてやれば、時間数に変換できます。

 また2つの時刻の差から時間数を求める場合は、(終了時刻 – 開始時刻)*24 とすればOKです。

時間数を求める式

セル1に開始時刻。セル2に終了時刻がある場合の時間数を求める式は、以下の通りです。
 =(セル2 – セル1)*24

 以下のように休憩時間を考慮した勤務時間数を求めるには、時刻同士の計算の後に24を乗じて時間数を求めます。

25:00 を 1:00 とならないようにする

 Excelの通常表示では、 24:00 が 0:00 と表示されてしまします。
こうならないようにするには、セルの書式設定で「時刻」にした後、「ユーザー定義」を選択し、 h を [h] に変更してやります。こうする事で24時以降を表示する事ができるようになります。

時間数を求める式を入れたセルでは、時刻表示になっている場合があります。
表示形式は「標準」に設定する必要があります。

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